株式会社 宇宙船

製品情報

 本装置は(財)宇宙フォーラム内、宇宙開発ベンチャーハイテク開発制度に 公募当選し、平成15年3月14日、筑波宇宙センターに出展した装置です。
 研究の目的として姿勢制御用ジャイロは、通常はモータと質量円盤で出来ていて 機構的に容積が大きくなり小型化が難しい。又要求加工精度が極めて高く高価である。
 ここで提案するものは、リング状に閉じたチューブの中に導電性流体を仕込み、 磁界と電界を加えて、ローレンツ力で流れを起しチューブ全体に回転トルクを生じさせるもので、 衛星姿勢制御用として超小型化と自由形状化を狙って試作とした。
 又今後の本格的開発に向けて基礎データを取得する事も行なっている。

主仕様は以下。
 制御受送信は無線にて行なう。
 送信仕様:赤外線方式電源DC3Vデータ送信キャリア38KHz
 受信仕様は電源DC9V、コントロール電力500watt、単極サイクリックパルス型
 流体ジャイロ部アッセンブリー質量、本体1.15kg、寸法:120*120*140(mm)
 磁界:約700ガウス、推力約1mN

流体ジャイロ